飼育しているパピヨンが太りすぎだと感じる場合は、痩せさせたほうが良いと考えるはずです。
必要であれば運動や食事の工夫によって体重を減らしていく必要がありますが、
何となく始めてしまうと危険だと言えます。
太っていると思い込んでいるだけで実は標準的な体型かもしれませんし、
いい加減に行ってしまうと栄養失調や疲労でパピヨンを苦しめる恐れがあるでしょう。
体重が重すぎるのではないかと心配に感じるのであれば、
専門家に相談することをおすすめします。
ブリーダーに相談すれば、本当にダイエットが必要なのかどうか判断してもらうことが可能です。
パピヨンが痩せるべきかどうか見てもらえるだけでなく、
正しい運動や食事制限の方法、注意点まで指導してもらえます。
たくさん運動を取り入れると良い、とにかく食べる量を減らせば良いという考えでは
健康的なダイエットを実現することができません。
反対に体調不良を引き起こすリスクがあるので、ブリーダーから正しい知識を授けてもらうことが大切だと言えます。
パピヨンが太っているか気になるのであれば、まずはブリーダーのもとに足を運び、
事情を説明してみることから始めるようにしてください。
正しい知識を身につけて太りすぎを防ごう
パピヨンには適正体重があります。3kgから5kgと言われることが多いですが、
この範囲内であれば何kgでもオッケーというわけではありません。
月齢によっても適正な数値は違います。
お迎えするときには600gから1.2kgであることが多く、
生後3か月ほどになると2kgから2.5kgが適正な数値となるでしょう。
4か月から5か月の間は2.5kgから3kg、それ以降は3kgから5kgが適正値です。
ただし、人間と同じようにパピヨンにも個体差があります。
この数値からはみ出ていれば必ずしも痩せすぎや太りすぎというわけではなく、
状況に応じて柔軟に判断することが大切です。
基本的にはこうした基準値からはみ出ていれば肥満の恐れがあると
疑って良いですが、ウエストのくびれやあばら骨の感触が
うっすらと分かるかなどのポイントからも判断すると良いでしょう。
自己診断では不安だと感じられるのであれば、ブリーダーのような専門家に
太りすぎではないか尋ねると安心です。
パピヨンの適正体重や基準値からはみ出した場合の対処法をきちんと知り、
愛犬が肥満であるかどうか正しく判断できるようにしておくことが
大切だと理解しておく必要があります。