小型犬の中でも頭のいい犬種として人気なのがパピヨンです。
絹のような長毛で手足が細く、耳と尾に長い飾り毛があり
エレガントで気品のある姿です。
大きな立ち耳が特徴的ですが、垂れ耳の子もいます。
性格は明るく活発で、遊び好きですが、人が好きで
穏やかな面もある愛玩犬らしい気質をしています。
頭も良いためしつけがしやすく、人間と共存しやすいという面もあります。
しかし、反面周囲の状況に敏感に反応して神経質に
なってしまいやすくもあるため、甘やかしすぎないように注意が必要です。
このようなパピヨンを飼いたいと思った時に、購入できるのは
ペットショップやブリーダーから直接譲り受けることで
飼うことができるようになります。
譲り受ける場合には、パピヨンブリーダーから迎え入れることをおすすめします。
ブリーダーから迎え入れるメリットとしては、まず良質な子犬を
迎えることができることが挙げられます。
健康や気質が家庭にあっているかなどを相談することができます。
ブリーダーは、特定の犬種に精通しているため特性や育て方を
教えてもらえるだけではなく、適切な血統管理がなされているため
このことも安心できるメリットといえます。
また、品種に関する十分な知識を持っており、多くの経験を積んでいる人です。
そのため購入前や購入後もパピヨン飼育の方法やしつけなどの悩みを
的確で親身にアドバイスしてもらえます。
健康で身元のしっかりしている子犬を貰い受けることが
できるだけではなく、適正な価格で子犬を迎えられるのもメリットになります。
パピヨンのサイトでおすすめは、パピヨンブリーダー.comがお勧めです。
パピヨンを飼うときの食べ物や噛み癖に関する注意点!定期的なブラッシングは必須
最近は、ドッグフードもそれぞれの犬種ごとに細かく分けて製品が売り出されています。
小型犬専用の食べ物を選ぶようにし、記載量を守って与えていれば問題ありません。ただし、同じパピヨンでも子犬と成犬・老犬では違ってきます。それぞれの年代で必要となる栄養を効率的に吸収できるよう種類や量・餌の消化の良さなどにも気を配ることです。
骨や関節が強いとは言えない種類なので、骨を強くしてくれるカルシウムやリン・関節の状態を良く保つグルコサミンなどが含まれているものを選ぶ方が、いつまでも足腰強く元気に走り回ってくれることとなります。パピヨンに限らず犬全体に言えることですが、玉ねぎやチョコレートなどの食べ物は禁忌とされています。
食べさせてはいけないもの・避けた方が良いものはあり、人間と全く同じ食生活では危険なので飼い主として事前に調べておかなければなりません。
賢く比較的しつけしやすい犬種ですが、賢いからこそ悪い事だってすぐに覚えてしまいます。
可愛がるのは良いけれど、駄目なことははっきりと伝えて毅然とした態度で人間がリーダーだと教えることです。噛み癖が付いてしまう前にきちんとしつけることが重要です。
室内飼いで大丈夫な犬種ですが、元気で活発なので散歩は必ず連れて行ってやらなければなりません。
もしかしたらストレスや退屈さから噛んでしまっているのかも、原因を探り散歩やボール遊びなど取り入れるようにしましょう。噛んでも良いおもちゃを与えることでも、欲求は満たされます。
耳や尾を中心にふんわりとたっぷりした毛が特徴です。
長い被毛は汚れやすいので清潔さを保つためにこまめなブラッシングをしてやります。フレンドリーな性格の持ち主であるパピヨン、身体にたっぷり触れてやるこの行為は飼い主とのコミュニケーションの場ともなり心も体も満たされるのです。
臭いが少ない犬種だとは言われていますが油断してはいけません。
定期的に行い、美しい毛並みを保ってやりましょう。トリミングまでは行う必要はありませんが、長い毛をカットすることでまた違った雰囲気になって魅力的になります。
暑い夏には思い切ってショートカットもすっきりとして可愛らしいもの、ただ一度切ってしまった毛は伸びにくいので元の毛並みに戻せないこともあり注意は必要です。
せっかくパピヨンという名の代名詞ともなっている耳元の毛を残したいというなら、足元だけかっとするだけでもすっきりします。